お家で作る！犬のごはん（りんごと大豆ときなこのコンポート）

りんごと大豆ときなこのコンポート

栄養価の高いおやつとして重宝するリンゴときなこを組み合わせた、

レシピの紹介です。

ただし、植物性たんぱく質は犬にとっては消化し難いため、

あげ過ぎには注意します。

 

材料と分量

• りんご　1/4玉
• 柔らかくゆでてある大豆　大さじ4
• 水　1/2カップ
• きなこ　大さじ1

料理の手順

１．りんごは皮をむいて1.5ｃｍ角を目安に切る

（犬種に合わせ、または歯やお腹具合に合わせてアレンジして可）

２．柔らかくゆでてある大豆を、刻むか、フォークの背などでつぶす

３．１と２を水で煮る。
（りんごに形と噛みごたえが少し残るくらいに、好みで水加減して可）

４．きなこを加えて上下によく返してなじませる

 

作り方のポイント

りんごの甘味、酸味が強すぎないように、

きなこで香ばしさをプラスしつつ味を落ち着かせます。

大豆は粒のままだと消化しきれず負担をかけることもあるので、

柔らかさ・小ささ・形状などで気をつかってあげます。

良質なタンパク質なので一手間かけてぜひ使ってみましょう。

 

食材の栄養素

りんご

リンゴは果物の中でも高栄養価として知られています。

特に、ビタミンＡ・Ｃやカリウム、クエン酸が豊富に含まれています。

 

ビタミンＡとＣは抗酸化作用と皮膚の健康と感染予防に必要な栄養素なので、

風邪予防や皮膚病予防、老化防止に効果があります。

 

カリウムは体内の塩分を排泄したり、利尿作用があるため、

体内の浄化を促してくれます。

 

クエン酸は、疲労回復や食欲増進に効果があるので、

食欲不振になっている場合などに良いでしょう。

 

大豆

大豆もリンゴと同様に高栄養価として有名で、

特に必須アミノ酸とビタミンＥ、カルシウムが豊富に含まれています。

 

必須アミノ酸は筋肉維持に必要な栄養素ですので、

老化による筋肉低下を防ぎ、寝たきり防止などに役に立ちます。

逆に子犬の時期では、筋肉形成に使われるため、

健康的な身体に成長する助けをします。

 

ビタミンＥは免疫力向上、皮膚の健康に役に立ちます。

また大豆サポニンという成分も含まており、

こちらもビタミンＥと同様に抗酸化作用もあるため、

老化防止に効果を発揮します。

 

カルシウムは骨格形成に必要な栄養素ですので、

成長期には丈夫な骨に育つ助けを、

老年期は骨の衰えを抑止してくれます。

骨が弱いとされるポメラニアンには重要な栄養素です。

 

また大豆のたんぱく質も体内組織生成に必要な栄養素ですが、

植物性たんぱく質は犬にとっては吸収しにくいため、

あげ過ぎには注意します。

 

きなこ

きな粉も大豆が原料のため、

必須アミノ酸とタンパク質が豊富に含まれています。

 

たんぱく質は酵素、ホルモン分泌物、身体の組織を作るために必要なので、

肉などの動物性たんぱく質を主体に摂取し、

補助的に植物性たんぱく質を追加します。