ポメラニアンの様子(調子)がおかしいと感じたらすること
愛犬がいつもと違って元気がない、変な行動をするなど、
何か異変を感じることがあるかもしれません。
犬の健康チェックで病気を早期発見しようを参考にしながら、
該当するものがあれば、何らかの病気の可能性もあります。
ここでは異変を感じた際に、飼い主さんがどのように対処をしていけば良いのかまとめました。
万事に越したことはない!必ず動物病院へ
愛犬をいつも見ている飼い主さんなら、その感じた違和感は確かな可能性が高いです。
「思い過ごしか・・・」「もう少し様子をみるか」
といった安易な判断はせず、すぐに動物病院に連れて行きましょう。
仮に何もなかったとしても、それはそれでよかったことです。
どちらにしろ定期的な健康診断は犬にもかかせませんから、必ず連れて行きましょう。
まずは電話で予約をいれよう
動物病院に連れていくことになったら、まずは電話予約を取りましょう。
初診であれば、事前に電話で診療内容の確認をとります。
また、良い動物病院・獣医師の探し方を参考に動物病院を選びましょう。
(ただし急を要する場合は、選ぶより連れて行くことが先決です。)
初診でなくとも、あらかじめ連絡をいれて症状を伝えておけば、
着いたときにスムーズに診察することができます。
診療に行く前に確認しておくチェックポイント
診療にいった際に、獣医師に正確な診療をしてもらうための情報として
あらかじめ下記のことを紙なりにまとめておきましょう。
- その症状はいつごろから出始めたか
- 時間の経過とともに何か変化はあったのか
- フィラリア接種をしたのはいつごろか
- 異物を食べた痕跡はあるか
- 今までにかかった病気
- メスなら出産経験はあるか。去勢・避妊手術はしたか
- 普段の量と比べて、食事やエサの量はどうか
- 下痢や嘔吐の回数、血尿や血便はあったか
- 飼育はどのようなところでおこなっているか
- アレルギーはあるか
- 普段飲ませている薬はあるか
診療前にもっていくもの
診療に行く前に下記のものがあれば、持参しましょう。
- ウンチ
- おしっこ
- 吐いたもの
- 食べてしまった異物の残骸
- 過去にかかった診断書
- ペット保険の健康保険証
安全に動物病院にいくために
犬を動物病院に連れて行く際にもいつもよりも気を付けたいことがあります。
病気の時はいつもよりも神経質になっていますし、
場合によって精神状態が不安定なこともあります。
途中でいなくなってしまう、他の犬と出会いストレスになるなど無くすためにも、
できるかぎり、見えないように隔離して運んでいくのがポイントです。
- 小型犬であれば、できるかぎりキャリーに入れて運ぶこと
- 大型犬であれば、専用ケンネル(犬小屋)をしようする
- 車がない、徒歩での移動が困難なら、あらかじめペット専用のタクシーの予約をする
- 万が一の嘔吐や吐血なども考え、シーツやタオルをもっていく
- 首輪やリードには、飼い主の連絡先・犬の名前、住所を記載したタグをつける
動物病院に着いたら
動物病院に着いたら、手続きを済ませ大人しく待ちましょう。
人間の病院と一緒で、静かにしていることがマナーです。
もし愛犬が騒がしいなどあれば、病院の方に一言いって外で待っておくのも手です。
診察が始まったら、獣医師に症状を説明しましょう。
あとは獣医師が質問をしますので、さきほどまとめたチェックリストなどを参考に答えます。
わからないこと、不明なことは予想で答えず、わからないと明確に答えましょう。
動物病院から帰ってきたら
獣医師の指示に従い、言われたとおりに対応しましょう。
薬の処方があれば、上手な薬の飲ませ方、さし方、塗り方を参考にしてみてください。
様子をよく観察し、異変があるようなら直ぐに動物病院に問い合わせましょう。
飼い主さんの冷静さと優しさがなによりも大事
自分が子供の頃、病気にかかったとき、
父や母がとなりにいるだけで安心したのではないでしょうか?
犬も一緒で、一番大事なのは飼い主さんがそばにいてあげることです。
なによりも愛犬は安心しますし、嬉しいものです。
また飼い主さんが不安や気が動転してしまうと、
犬にも気持ちが移り、余計なストレスを感じさせてしまいます。
難しいかもしれませんが、冷静に対応していけるように心がけましょう。