犬の気持ちをしって仲良くなる!- 不安と気持ちを静めるサイン –
引き続き、ポメラニアンと会話するための、カーミングシグナルについてです。
気持ちを落ち着かせるときのシグナル
①前足をあげる
緊張や興奮を抑えようとするときにみられる行動です。
飼い主さんに呼ばれて嬉しい!というときに
前足をあげたら、流行る気持ちを抑えようとしています。
②転移行動
ある行動をしようとして出来なかったため、
その気持ちを紛らわそうと別の行動にでます。
愛犬が吠えていたので、叱ったら急におもちゃをぶんまわし始めた、
食べものを取ろうとしたら、取り上げられておしっこしたなど、
色々な転移行動をします。
③頭をうごかす、そっぽをむくような態度
嬉しい気持ちを落ち着かせようとするときに見られる行動です。
飼い主さんから散歩にいこう!と声が聞こえた時に、
嬉しい流行る気持ちをいったん落ち着かせようとします。
④首をかく
嫌な気持ちをしたときに、紛らわそうとするときにする行動です。
飼い主が愛犬を叱っていたら、急に首を書きだしたときは
ストレスを感じている証拠です。
不安な気持ちのときのシグナル
①口をぱくぱくさせる
興奮しているときや、嫌な気持ちを紛らわそうとするときに見られます。
毎年恒例の予防接種を受けようと病院にきたら、
口をぱくぱくさせたりします。
嫌な気持ちを覚えていて、「う~、やだよ~」と言っているのかもしれません。
②地面の臭いをかぐ
相手の気持ちや不安な自分の気持ちを落ち着かせたいときに行う行動です。
目の前に怖い犬があらわれたら、
急に愛犬が地面の臭いを嗅ぎ出したときは
「う~、こわい」という気持ちを紛らわそうとしています。
③体を振るう
ストレスなどで嫌な気持ちを感じた時に紛らわそうとする行動です。
散歩中に犬の意志とは反対方向にリードをひっぱったとき、
遊んでほしいのに、全然相手にしてくれないときなどに
「ちくちょー」という気持ちを紛らわそうとしています。
犬の気持ちを読み取るために参考になるおススメ本です。