犬のマッサージに挑戦してポメラニアンともっと仲良くなろう！
愛犬ともっと仲良く、信頼関係を築いていきたい！
という場合に有効なのが、ドックマッサージです。
コミュニケーションやスキンシップの手段として有効で、
定期的に行えば、愛犬も大変喜ぶと思います。
思わず目がとろ～んとしちゃうことも（笑）
そこで、今回はお家でもできるドックマッサージについてまとめてみました。
ドックマッサージとは？
ドックマッサージはアメリカの馬のマッサージが基礎になっています。
馬の健康維持を目的に開発され、それが他の動物にも応用されるようになったそうです。
自宅で簡単に愛犬をマッサージすることができ、健康管理にもなるので、
是非とも取り入れたい習慣です。
ドックマッサージは、
- 飼い主と犬の関係
- 犬の心
- 犬の体
の３つの重要要素から成り立っています。
まずは飼い主がゆったりとした気持ちになることが大事
マッサージを開始する上で、重要なのは飼い主さんがリラックスしておこなうことです。
意気込み過ぎて行うと、力が入りすぎてしまいますし、
その雰囲気が愛犬にも伝わり、リラックスさせてあげることができません。
飼い主さんがリラックスできることを行ってから、マッサージを始めましょう。
好きな音楽でもよいし、好きな飲み物とで落ち着いた後でもよいです。
マッサージを始めるにあたって
リラックスできたらマッサージを開始します。
始めるときは正面からでなく、少し脇から始めるようにします。
また手の平でいきなり始めるのでなく、手の甲で優しく触れながら始めると、
愛犬も警戒なくリラックスすることができます。
愛犬の変化に気付く
ドックマッサージをする上で大切なのが犬の心の状態です。
普段はおとなしいのに、今日は妙に荒れている、
いつもより多く吠えているなど、何か変化はなかったでしょうか。
こういうときは何かストレスを感じたり、病気かもしれません。
簡単な健康チェックで健康状態を定期的に確認しましょう。
犬の状態を敏感に察知してマッサージを取り入れましょう。
また、その日マッサージを嫌がるようなら、別の日にしたほうが良いです。
愛犬が落ち着く姿勢をとらせてあげる
マッサージは必ず床の上でおこないます。
犬は地に足の着いた状態が一番落ち着くためです。
さらに愛犬が普段寝ているマットやタオルなどを敷いてあげても良いです。
高い場所でおこなうのは絶対にやめましょう。
時間は決める必要がない、飼い主さんと愛犬のリラックスできる時間で
お店のマッサージと違って、ドッグマッサージでは何分やると、
時間を決める必要はありません。
決めてしまうとかえって意気込んだり、集中力が途切れたりして、
飼い主さんも愛犬もリラックスできないからです。
基本的に毎日続けるのが理想的なので、
お互いに負担にならないように臨機応変にやっていくのが望ましいです。
もちろん毎日が難しいなら、時間があるときでかまわないです。
とにかく義務感にならないようにするのがポイントです。
力の入れ具合は犬の反応をみながら
イメージは「大福を押して、あんこがはみ出てこないくらい」が理想です。
後は犬の反応を見ながら調節していきましょう。
もし愛犬が痛いと感じたら、
必ず飼い主さんの方に振り向きますので、力を弱めます。
愛犬が気持ちいいなあ～と感じてたら、
目を細めたり、しょぼしょぼさせたり、いかにも気持ちよさそうにします。
（この顔を見たくてついつい、マッサージしてしまいます）
老化防止のマッサージ
愛犬の老化防止に効くツボが耳の後ろに沢山あります。
それらを刺激するマッサージです。
- 片方の手であごを抑えて、もう片方の手で耳の付け根をつかみます。
- そのままぐるりとゆっくり回してあげます。
- 次に、耳全体を軽く引っ張るようにして、伸ばします。
- 伸ばしながら、手を滑らせるように放していきます。
犬を落ち着かせ、リラックスさせるマッサージ
歯茎をマッサージして緊張をほぐすことで、
脳の神経に刺激がいき、愛犬がリラックスすることができます。
人間にも歯医者さんでやってくれるところがありますよね。
- 両手であごを包みこむように支えます。
- 片方の手で、歯茎を直接さわり、軽く動かしながらマッサージします。
- 左右上下４点を順番にマッサージしていきます。
よく動かす部分だからこっている、しっぽマッサージ
犬の感情表現はしっぽで頻繁に行います。
様々な方向や角度に常に動かしていますか、緊張する部分でもあるのです。
しっぽをマッサージすることで、愛犬がとてもリラックスできます。
- 片方の手でおなかを支えます。
- もう片方の手で、しっぽの付け根を軽く握ります。
- 手をしっぽにはわせるように、付け根から先端までのばします。
心も体もリラックスさせる、スキンローリング
５本の指すべてを皮膚にはわせるようにして動かすマッサージです。
皮膚全体に波打つような穏やかな刺激を与えることができます。
- お尻の皮膚に両手をはわせるようにつかみます
- 人差し指を固定した状態で、中指だけを、お尻から首のほうへ動かしていきます
犬だって凝るんです。首のマッサージ
小型犬は特に視線が低いため、首を上げる体勢が多くなります。
そうすると、人と同様、肩や首がこるのです。
- 首の後ろを触って、筋肉がはっている部分をみつけます。
- 親指の腹でかるく押していきます。（力を入れすぎないこと）
肩も同様にこるんです
首と同様に肩も小型犬は特にこります。
- 両手全体で、前足の付け根を包み込みます。
- 親指以外の４本で力が均一になるように押していきます。
- 上から下へ少しずつ、ずらしながら押していきます。
大事なのはテクニックではなくて心
以上は、ドッグマッサージのほんの一例です。
愛犬によって、好きなポイント、嫌がるポイントは違うので、
犬の反応を見ながらおこなうことが大切です。
また犬用のマッサージクリームもあるので、
それを利用するとより効果的です。
私も愛犬の喜ぶ姿をみたくて使用しています（笑）
大事なのはテクニックではなく、愛犬を喜ばせたいという気持ちだそうです。
その気持ちさえあれば、愛犬の反応に敏感になりますし、
飼い主さんの気持ちもきっと伝わるはずです。
最後に参考になる映像を見つけたので、掲載しました。
多少やり方が違うところもありすが、非常にわかりやすいので参考にしてみてください。
