2匹目以上犬を飼う場合に気をつけたいこと

ふわふわした愛犬のポメラニアンを見ていると、

一度でいいから沢山のポメに埋もれたいと思うことが良くあります。

だって気持ちよさそうなんですもん。(僕だけでしょうか?)

 

実際はそんなにいっぱい飼えないかもしれませんが、

2匹目を迎えたいなあと思う飼い主さんは結構いると思います。

そこで今回は2匹目以上を飼う上で、注意したいことをまとめました。

ちなみにポメラニアンは多頭飼いに向いている犬種といわれています。

2匹目の犬を飼う

お金と労力は倍以上になると思おう!

犬を育てる生涯費用は一頭で100万円になるともいわれています。

当然2匹以上になると、倍のお金がかかりますので、

まずは家計の予算を振り返ることが大切になります。

 

生活スペースの確保も重要になります。

同じケージや寝床で寝させることはあまりしませんので、

それだけ広さが必要になります。

 

そして一番心得てほしいのは、労力が凄くかかることです。

食事や散歩、病院、お手入れなど1匹でも結構大変だと感じる人も少なくはないはず。

愛犬に気を使う時間も箇所も増えるため、子犬や高齢犬の場合は負担が大きいです。

 

先住犬の状態も考えておく

飼い主さん側だけでなく、すでに飼っている愛犬の状態も良く考えておきます。

例えば、社会化が乏しく他の犬とうまく接することができない場合

多頭飼いしてしまうと、それだけでストレスになったり、

最悪喧嘩などのトラブルにもなります。

こうした場合は、事前に犬に慣れさせたり、しつけを済ませるほうが良いです。

 

また高齢の場合も注意です。

病気がちであったり、身体が不自由になっている場合は、

新しい犬の登場は負担がかかる心配もあります、

 

どのような組み合わせが良いの?

2匹目以上を飼える環境が整っているなら、次に浮かぶ疑問は『どんな犬を迎えるべきか?』

ではないでしょうか?

犬種による相性はそこまで気にしない

基本的にポメラニアンを含む愛玩犬と呼ばれる犬種は、

排他的でない犬が多いので、犬種間による相性はそこまで考慮しなくても良いです。

というよりも犬はそもそも協調性が高い生き物ですから、

犬種による違いではなく、愛犬の性格をよく見て考えたほうが良いでしょう。

他の犬を見ると攻撃的、逆に怯えるといった場合は、

少し考える必要があります。

 

サイズは体格差は少ないほうが良い

多頭飼いになると愛犬通しでじゃれあうことは多々あります。

ただ犬たち本人はあまり体格差というものを意識しないでじゃれ合うので、

あまりにも体格差があると思わぬけがをする危険があります。

 

性別の問題

基本的に異性通しの方が、同性通しよりも安定するといわれています。

オス通しだと何かを巡って争ったりすることがありますし、

メス通しも生活スペースの取り合いなどがあります。

但し異性の場合、妊娠をしてしまう可能性もあるので、

計画が無い場合は去勢や不妊手術が必須になります。

 

迎えるタイミングは?

どんな犬を迎えるか?の他に考慮したいのが『いつ迎えるべきか』です。

1匹目が成犬になってからが望ましい

同じタイミングで2匹なら別ですが、後から迎える場合は1匹目が成犬になってからが良いです。

精神的にも安定していますし、受け入れ体制も整いやすいです。

また2匹目の子犬がきたときは先輩犬として、よき見本にもなってくれます。

 

1匹目のしつけがちゃんと出来ていること

先ほど良き見本といいましたが、2匹目は基本的に先住犬の行動を真似て成長していきます。

逆を言えば、先住犬の悪いところもすべて真似して、余計世話が大変になる可能性も。

1匹目が基本的なしつけができている状態で迎えたほうが、後々楽です。

 

迎えてから気をつけたいこと

いざ2匹目を飼うことに決定!となったら素敵な多頭ライフを送るために、

以下のことに注意しましょう。

専用のスペースはそれぞれに用意すること

犬は自分のパーソナルスペースをとても重視します。

なので1匹目と2匹目別々のケージや寝床など居場所は必ず作りましょう。

二人の関係性によっては場所を離すことも必要になります。

 

2匹目もしっかりとしつけをおこなうこと

先住犬の行動を真似するとはいえ、野放しにして良いワケでは無いです。

1匹目におこなったしつけは2匹目も同等におこないましょう。

 

2匹の性格を観察しておくこと

例え同じ犬種だとしても、個々で性格が変わってきます。

そしてその性格の組み合わせによって気を付けるべきことも変わってきます。

 

例えばお互いがヤンチャなタイプの場合は、喧嘩やいたずらの助長などがあるので、

特にしつけに注意が必要です。

お互いが怖がりの場合は、恐怖が助長し合ったりするため、

無駄吠えや夜鳴きなどがひどくなることもあります。

怖がる対象を克服できるようなトレーニングが必要になってきます。

 

順番について

基本的には先輩犬→後輩犬の順番になりますが、

犬通しの関係を見て決めるようにしましょう。

特におもちゃや飼い主さんの膝の場所取り、ソファの場所などは

おのずと優先順位が見えてきますので、その流れに任せればよいです。

食事や散歩の順番などは特に理由がなければ、先輩犬からで良いです。

 

接する時間は平等に

出来る限りコミュニケーションを取る時間は平等を意識しておこなうます。

良くあるのが、1匹目はパパ、2匹目はママばかりなど、

無意識のうちに偏ってしまうことです。

また積極的な性格とシャイな性格では、積極的な犬のほうに接する時間が増えがちになります。

コミュニケーションの偏りは、後々問題行動の原因や、生活を卑屈にさせることもあるので、

飼い主さんが意識する必要があります。

 

トラブルが頻発した時は直ぐに相談

万が一喧嘩などトラブルが相次ぐ場合は、

飼ったところのブリーダーや店主、しつけの専門家などに相談しましょう。

 

 



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