愛犬とアジリティー競技会に参加してみよう!

ポメラニアンは好奇心旺盛で活発な性格の子が多い為、

アジリティーなどの遊戯性が高いものなら、一緒に楽しめると思います。

あまり、馴染みはないかも知れませんが、

犬との信頼関係の向上にもなる、アジリティー競技会についてまとめました。

 

そもそもアジリティー競技会とは?

犬と人間が一緒になって参加する犬の障害物競走のようなものです。

コース上に置かれたハードル、トンネル、シーソーなどの障害を定められた時間内に、

着実に次々にクリアしていく競技を差します。

 

どこでおこなわれるのか?

日本ではジャパンケネルクラブ(JKC)が毎年6月に開催される本部競技大会を始めとして、

全国で年間約30回の競技会が開催されています。

個人・クラブレベルの開催としては、草アジ(関東)、ナジーフ(北陸)、URATAN(中部)、APEX(九州)、

Shine Foots(関西)、関西アジチャリティー(関西)などがあります。

 

どんなコースや種類があるのか?

競技会は犬の体高、コースの長さ、スピード、障害の数などより、部門別に行われます。

体高別なら、

  • 体高35cm未満のスモール(S)
  • 35cm以上43cm未満のミディアム(M)
  • 43cm以上のラージ(L)

の3クラスがあります。

その他タッチ障害のタッチ数、コースの全長、置かれた障害などは様々です。

 

審査基準は?

競技タイムもさることながら、障害を定められた順番に着実にクリアしていくことが、

最も重要になります。

ハードルのバーを落としたり、障害の前でためらったりすると、その都度5点の減点となります。

また障害の順番を間違えたり、とばしてしまったりすると、失格になります。

 

障害物の種類

ハードルウィングと呼ばれる2つの土台に挟まれた、1本のバーで構成される。全競技中最も多用される障害。
ダブルハードルウィングと呼ばれる2つの土台に挟まれた、2本のバーで構成される。この障害は2つのバーが同じ高さのパラレルジャンプと、2つのバーの高さが異なるアセンディングジャンプに分けられる。
トリプルハードルウィングと呼ばれる2つの土台に挟まれた、3本のバーで構成される。なお、安全面への配慮からFCIではこの障害の使用は禁止されている。
タイヤ固定されたタイヤの中心部を潜り抜ける障害である。
パネル/レンガ2つの土台に挟まれた1つのブロックが置かれた障害で、そのブロックの上には瓦のようなものが置かれている。
ロングジャンプ4か所のポールの間に2~5個の低い傾斜のあるブロックが置かれた障害である。犬はその障害を飛び越え無くてはいけない。通常進行方向に向かって手前の方が高さが低く、奥に進むにつれて高さが上がっていく。ハンドラー又は犬が4箇所のポールを倒しても失敗にはならない。
コンタクト障害後述のAフレーム/Aランプ、ドッグウォーク、シーソーを併せてコンタクト障害と呼ぶ。規定の場所(コンタクトゾーン)を踏まないと失敗として減点の対象になる。
Aフレーム/Aランプ2枚の板を90度(カテゴリーにより異なる)の角度で合わせたような形で、横から見るとアルファベットのAの字のようになる。上り口・下り口共に下の90cm程度の部分は色分けされており、その部分がコンタクトゾーンとなる。
ドッグウォーク3枚の細長い板で構成されており、中央部は地面に並行となり、その両端に傾斜のある板が備え付けられる。傾斜板の登り口・下り口共に下の部分は色分けされており、これがコンタクトゾーンとなる。
シーソー片側が地面に着地した1枚の板で構成されており、犬が中央部を超えると重心の移動が起こり、反対側が地面に着地するようになっている。
ハードトンネル可変性を持った柔らかいトンネルであり、直線に配置したり、180度折り曲げて配置したりすることが可能となっている。
ソフトトンネル入口部分は固形(通常は半楕円形に近い形状)であり、その先に布が付けられた形の障害。布は固定されないため、入口からはあたかも先が無いように見えるのが特徴である。
スラローム/ウィーブ一定の間隔で並んだポール(通常12本)で構成された障害物。1本目のポールは必ず犬の左肩になるようにしなくてはいけない。
テーブル90cm四方ほどのテーブル状の障害物。以前は審査前に決められたポジション(座れ、伏せ、立て)で5秒間止まらなくてはいけなかったが、現在はルール改正の結果、テーブル上での姿勢は自由になった。

 

参加する為の準備

当然ですが、障害物をこなせるように練習していく必要があります。

自宅で本を読みながら独学でやることも可能ですが、

アジリティー教室など、プロの方にご指導いただきながら、練習できる場所もあるので、

初めての時はそうした所を利用すると良いでしょう。

 

 

 



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