もっと仲良く!ポメラニアンとの散歩の仕方

愛犬と仲良くなるための大切な手段として散歩は欠かせません。

とくにポメラニアンは好奇心旺盛ですから、お散歩が大好きです。

ここではお散歩に対するポイントや注意点をまとめてみました。

 

子犬の時期に大切なお散歩

お散歩は子犬の時期にとって大変重要です。

他の人や犬、色々な物や音に触れることで、社会化が進み正常な精神を形成します。

そのため、しっかりと連れていくことが大切です。

 

お散歩デビューは免疫がしっかりしてくる、

2回目の予防接種から2週間後が良いとさせています。

また、ポメラニアンは骨格がしっかりするまで半年ほどかかるので、

それまでは軽めの散歩におさえます。

半年以降は一回10~15分ほどを目安に散歩するのが良いです。

 

お散歩デビューのポイントは、

  • 事前にリードをつけて、なれる練習をしておく
  • 運動量よりも、飼い主さんとの散歩が楽しいことを覚えてもらう
  • 始めの一回目は犬まかせにして、外に触れる喜びを感じてもらう
  • 無理やり、引っ張ったり、歩かせたりは絶対にしない
  • 子犬の状態を見ながら、疲れすぎないようにする

です。

 

子犬時期からしつけておきたいお散歩習慣

お散歩の仕方次第では、周りや犬自身に危険がおよんだり、

わがままな犬に育ってしまう可能性もあります。

そのため子犬の時期からきっちりとした習慣をつける必要があります。

 

臭いを嗅ぐ行為はやめさせる

道には他の犬のおしっこや危険物などが落ちている可能性があります。

特に子犬の場合、なんでも口に含める可能性があるため、

伝染病や病気やけがの原因になる恐れもあります。

ニオイを嗅ごうとしたら、リードを引っ張りやめさせましょう。

 

リードは1m程度にして、反対方向に行こうとしたら引っ張る

飼い主と違う方向にいこうとしたら、リード引っ張り修正します。

そのうち、この範囲までしか自由が効かないこと覚え、

飼い主と同じ方向に歩くようになります。

 

犬が座っても抱っこして運ばない

良くあるのが、犬が座り込んだので、抱っこして帰るパターンです。

しかし抱っこはしないほうが賢明です。

通常であればスキンシップとして抱っこや良いのですが、

散歩の場合、座れば楽できることを覚えてしまうからです。

ただし、身体や精神の不調によるものや老犬の場合は別です。

無理やり歩かせず、抱っこしてあげましょう。

 

物や音で犬が吠えても、冷静に対処する

子犬の場合、新しい物や音に触れる度に、吠えたり、怯えたりするかもしれません。

その場合、飼い主が感情的に叱ったり、なだめてはいけません。

冷静に大丈夫といってあげることで、飼い主の頼りがいを感じ信頼関係を築くことができます。

 

同じ時間帯とルートにする

子犬の社会勉強には段階が必要です。

いきなり色々なところへいって、トラブルに遭うと、

恐怖心から散歩をしなくなるかもしれません。

始めは家の外だけ、慣れてきたら家の周りの同じルートを散歩するのが良いです。

それでも子犬には十分な社会化を促すことができます。

ただし季節によって時間帯は変える必要がでてきます。

 

成犬になっても大切なお散歩

成犬になるにつれ、飼い主さんの世話が慢性化して、

散歩をサボりがちになるというのはよくあるケースです。

ですが、それにより確実に運動不足になり肥満になるので、

できる限り散歩は必要です。

 

ポメラニアンの場合、運動量はさほどおおくないので、

15分ほどで十分なので、是非外の世界に触れさせてあげたいです。

 

どうしてもお散歩が難しい場合は、

室内でボール遊びなどを取り入れても、

ポメラニアンの場合は良い運動になります。

 

高齢犬になったら、無理をさせないお散歩を

高齢犬になると「年だから」という理由で散歩をしない飼い主さんもいますが、

健康維持のためには続けたほうが効果的です。

ただし、体力的な問題もあるので、状況にあわせて毎日でなくても良いです。

 

犬が行きたがっているときや、天候の良い日を選んでいくとよいでしょう。

また散歩中も犬の状態をみながら、お散歩を切り上げてもかまいません。

運動をこなすというよりは、気持ちのリフレッシュの意味で連れていきましょう。

 

またお散歩できないときでも、なるべく室内で遊ぶなどして、

少しは運動させることが望ましいです。

 

季節にあわせた散歩の仕方を

季節に応じて散歩の仕方をかえるのが望ましいです。

夏場の場合は日が昇る早朝か夜間の時間帯に散歩をさせます。

(くわしくはポメラニアンの夏場の対処法をご参照ください。)

 

また、お水には氷をいれておくと良いです。

またスポーツドリンクも吸収力が良く効果的です。

飲ませる場合は2倍に薄めたものを用意しましょう。

 

また路面のアスファルトが溶けて付着する場合もあるので、

念入りに足は拭いてあげましょう。

 

冬場は逆に日光が差す温かい時間帯にして、

速歩をいれるなど、ちょっとした遊びを入れると良い運動になります。

(くわしくはポメラニアンの寒い季節の対策をご参考ください。)

 

カーミングシグナルで正しい対処を

犬とのお散歩は飼い主さんとのコミュニケーションの場です。

犬は言葉を話すことができませんが、

その代わり全身をつかって感情を表現することができます。

その感情を読み取り、正しい対処をすると、一層信頼関係を築くことができます。

 

犬の感情表現の一種にカーミングシグナルというものがあります。

ポメラニアンの気持ちを理解するの記事にて3部構成で紹介していますので、

参考にしてください。

 

以上がポメラニアンとのお散歩をより有意義にするためのポイントでした。

私も外に出るのが好きなので、よく愛犬とでかけています。

ポメラニアンは好奇心と大型犬並みの度胸を持ち合わせているので、

きっと色々な場所を一緒に楽しんでくれるはずです。

 

 

 



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