【多額の慰謝料を払う羽目に!】人に噛み付く犬を直ぐになおすには?

犬には様々な問題行動と呼ばれるものがありますが、

最も危険で、大事になりやすいのが『噛みつく』こと、いわゆる噛み癖です。

飼い主に噛みつくのも大変ですが、

他人や周りに噛みついた場合は、ただ事ではすみません。

多額の賠償責任や慰謝料、そして信用損失、

なにより愛犬と楽しく生活することができなくなってしまいます。

 

慰謝料は時に1000万を超えることにもなりかねない

犬が他人に噛みついた事件で記憶に新しいのが、

俳優・反町隆史さん、女優・松島奈々子さん夫妻の愛犬ドーベルマンが、

同じ住民に噛みついてしまい、裁判になったことです。

 

結果的に1審では385万円の損害賠償命令、

2審ではさらに1725万円の賠償命令になりました。

噛まれた住人側が転移したことも影響があるようですが、

それだけの慰謝料になる可能性があるということになります。

 

残念ながら、噛みついたことに対する慰謝料は、

治療費だけ払えば良いというものではありません。

相手が受けた、精神的、仕事の影響、生活への影響も加味して、

少なくとも10万~100万円の命令が下されることがほとんどです。

 

専門的なしつけでなかれば、もはや噛み癖は直せない

他人に噛みつく前に、噛んでしまった後でも、

とにかく、噛み癖を直すことが重要です。

しかし、この噛み癖は子犬の頃の間違った対応の結果で、

そう簡単に直すことはできません。

 

間違った対応とは2つ。

一つは、子犬の時期に噛む分別、強さを教えなかったことです。

犬はもともと「噛む動物」です。

噛むことで物事を確認するので、それ自体は悪いと思わず

子犬の時期から噛み始めます。

 

なので、好き勝手にさせると、成犬になって噛みつく犬になります。

子犬の時期から噛みついて良いものの分別や、

相手を噛むときの力加減を教える必要があるのです。

 

2つ目が、精神的ストレスにより噛みつく犬になったことです。

現代の飼育環境では、子犬の時期にもっとも大切といわれる、

他人・他犬・他の物に慣れさせる社会化が非常に不足しています。

そのため、見づ知らずの人を見ると、

恐怖や攻撃性を強く感じるようになり、噛みついてしまうのです。

 

即効性のあるしつけとは?

こうなってしまった犬を直すのは本当に大変です。

巷の本にあるしつけ方法は、子犬の時期からのものや、

ここまでひどくない状態の対処、そもそも間違っているものが多く、

即効性はありません。

一刻も直す必要があるので、本当に専門的なプロのしつけが必要になります。

 

私も愛犬の問題行動に悩まされた経験があり、

プロのしつけ方法を試すことで、問題から解消されました。

愛犬へのストレスもなくなり、本当の意味で愛犬を愛せるようになります。

愛犬にとっても行動制限をされなくなるので、

楽しく過ごすことができます。

 

なにより周りへの配慮によるストレスから、解放されることが最高です。

知らない人が来ても、安心して愛犬を見せることができますし、

気兼ねなく、周りに触れさせることができるようになりました。

詳しいことはプロのしつけ方法の話を参考にしてみてください。

 

 

 

 

 

 

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