ポメラニアンの食事のやり方 子犬編

ワンちゃんを飼い始めたら、やっぱり気になるのは食事ではないでしょうか。

犬には犬の栄養バランスが人間と同じようにはいかないので、

飼い主さんも頭を悩ませるかもしれません。

また年齢によっても食事を変える配慮も必要です。

 

そこで今回は、ワンちゃんの子犬~老犬まで順をおって、

どんな食事に心掛けると良いのかまとめてみました。

 

まずは前のペットショップやブリーダーがあげていたご飯から

子犬の食事の基本のひとつは

「新しいフードは徐々に変えていくこと」です。

 

あらかじめ子犬を購入した、ペットショップやブリーダーさんから、

どのような種類と銘柄名を必ず確認しておき、

2週間ほどは同じものを与えるのが良いです。

回数や分量もまったく同じにします。

 

子犬がしっかりと食事をするのかを観察し、

この時期にはドックフードと新鮮なお水のみ与えるようにします。

 

2週間ほどしたら徐々に新しいフードをまぜていく

2週間の間、子犬の便の様子を観察します。

便の硬さはちょうどティッシュペーパーでつまめるくらいが理想です。

 

食事の量の目安は、

軟便なら食事の量が多すぎる、

コロコロしていたら、食事の量が少ない、

と覚えます。

 

便の様子を見ながら、1~2週間を目安に、

徐々に新しいドックフードを混ぜていきます。

 

生後4~6か月までは量を少なめに回数を多く

子犬の時期は消化機能が未発達のため、

一度に多く食べると、消化不良を起こす可能性が高いです。

そのため、1回あたりの量を少なくし、1日に3~4回わけて与えます。

 

1日1回はドライフード、のこりは消化しやすいものを

生後4~6か月までの時期は消化の良い食事を与えるようにします。

パピーフードや、ドライフードを人肌に温めた犬用ミルクか、

ぬるま湯でふやかし、食べさせてあげます。

 

ただし、乳歯から永久歯に変わる時期でもあるので、

1日に1回は硬いドライフードを食べさせて刺激を与えます。

 

量ではなく栄養価カロリー共に成犬の2倍を

子犬の時期は成長のために高い栄養が必要になります。

ですが、量を与えるのでなく、

栄養価・カロリーが高い水準の食事を与えます。

一番良いのは市販のパピーフードです。

レトルトタイプならそのまま、ドライタイプは犬用ミルクでふやかして食べさせます。

 

オリジナルの食事を混ぜたい時は、細かく刻み、全体の2割まで

生後3~5か月ほどたてば、徐々に消化機能も強くなるので、

多少、肉や野菜なども挑戦することができます。

 

ただし、かならず火を通し、細かく刻んで混ぜること、

またドックフード全体の2割までに抑え、栄養バランスが崩れないようにします。

 

水は命の源!常に新鮮なものを与える

食事と同様に重要なのはお水です。

かならず定期的にお水は取り替え、新鮮なものをいつも与えるようにします。

お水は、血液輸送、排泄、熱調整、

細胞分裂など様々なところに影響します。

 

ある程度大きくなってきたら、食事を2回にアダルトフードにも挑戦

乳歯から永久歯への生え変わりが終了したら、

食事の回数を2回に減らし、量を増やすようにしましょう。

食事と食事の間におやつをあげながら慣らしていきます。

大体6か月経過すれば、永久歯に生まれ変わっているはずです。

またアダルトフードは1歳前後から挑戦しましょう。

食事の量については、

犬の食事量について(必要栄養素とカロリー)を参考にしてください。

 

子犬の時期から特に注意したいこと

子犬の時期は目の前にあるものは何でも食べるクセがあります。

間違って遊んでいて食べてしまうこともあるので、特に注意が必要です。

  • 低い位置に、食べられないもの、危ないものをおかない
  • 台所は特に他の食べ物が落ちているので、敷居などで入れないようにする
  • 犬の食器は中性洗剤で良く洗うこと
  • 絶対に人間の食べ物は与えないこと

 

犬にご法度な食べ物

個体差はあるものの、犬が食べることで発作を起こす恐れのある食べ物があります。

子犬の時期は特に注意が必要ですので、覚えておきましょう。

赤血球破壊の恐れがあるもの

  • ねぎ

  • 玉ねぎ

  • ニラ

カフェイン中毒の恐れがあるもの

  • チョコレート

消化不良を起こすもの

  • エビやカニなど甲殻類

  • タコやイカなど軟体類

  • 貝類

  • 香辛料

食道や胃腸を傷つける恐れのあるもの

  • 鶏の骨、鯛の骨など(骨付きの肉や魚は与えない)

塩分過多になるもの

  • ハム類

  • ぶどうやレーズン

 



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