成犬の無駄吠え、噛みクセなど困ったクセの対処法

子犬の時期の社会化がうまくいかず、何かしら問題のあるクセがでてしまった・・・。

飼い主さんなら誰でも悩むことです。

成犬になってもしつけをすることはできるので、

子犬の時期と同じように根気よくしつけを続けることは大事ですが、

できていない間の対処法をまとめてみました。

ほえるポメラニアン

無駄吠えを無くすために

無駄吠えは子犬の時期に親や兄弟とあまり触れなかったり、

他の人、犬、物音に触れてこなかったためにおこるケースが多いです。

犬には不可解、不審なものにはとりあえず吠える習性があるため、

よく吠えるようになるのです。

自然な習性なため、無理にやめさせようとするのは難しいでしょう。

 

治すためには、おすわりまたはフセをさせることが効果的です。

体勢的に吠え難いため、吠えが収まります。

収まったら地点で、愛犬を褒めてあげましょう。

これにより静かにしたら褒められることを学習します。

絶対にやっていはいけないのは、吠えをやめさせようと注意したり撫でたりすることです。

これは「吠えれば飼い主さんが注目してくれる」と学習してしまい

かえって無駄吠えを躍進させてしまうからです。

 

だた直ぐにでも無駄吠えをやめさせたい場合は、

無駄吠え防止首輪などを使うのもひとつの方法です。

詳しくは無駄吠え防止首輪のおススメをご参考ください。

 

近づく人に唸る

小さい頃に他人と触れる機会がなかったために、吠えてしまう。

縄張り意識が強く吠えてしまうのなどよくあるケースです。

 

まず繋いであるリードを人間の首にかけます。

抱いたときに、上に上にはいずってこないように首輪に指をいれておきます。

人が来そうになったら目線を外してあげます。

 

またなれるトレーニングとして、自分と性別が同じで年齢も近い人から

エサを与えてもらいます。

こうすることでよい体験を積み重ね、他人になれるようになります。

 

他の犬を怖がる

こちらも子犬の頃に他の犬と触れる機会が少なかったために、

犬とのコミュニケーションが取れないケースです。

 

対処前に日頃から犬のぬいぐるみを用意して与えましょう。

この際、大好きなひとのニオイを染み込ませておくとよいです。

これで徐々に慣れさせる練習はしておきます。

 

他の犬が近づいてきたときに、抱きかかえるのはよくありません。

そもそも抱っこは犬が飼い主よりも優位な状態のため、

吠えクセがなおらなくなります。

エサなどで愛犬の気をひきつつ、その場から立ち去ります。

 

犬のぬいぐるみに慣れてきたら、おとなしい犬に協力してもらい

接触させます。その際リードは短めにもつこと。

また無理やり対面させるのでなく、あくまで自然の流れにまかせます。

 

とにかく落ち着きがない

これは多動症と呼ばれるもので、ポメラニアンには特に多いケースです。

飼い主の号令を無視して、落ち着きなく動き回ってしまいます。

まずは家の中でトレーニングする必要があります。

 

リードを短めにもち、右手におやつをもった状態で椅子に座ります。

愛犬の誘いには絶対にのりません。ひたすら無視します。

愛犬がちょっと落ち着き様子見してきても、無視し続けます。

 

しばらくすると、犬が自らおすわりをしますので、

そのタイミングで褒めて、ご褒美のエサをあげましょう。

 

次におすわりの状態から、フセに誘導します。

誘導は前足の間にエサをもった手を持っていき、

フセの状態になったら、エサをあげてほめてあげましょう。

 

物音に吠える

とくにインターホンの音に吠える犬がおおいようです。

ポメラニアンはとくに音に敏感に反応するので、おおいようです。

 

外からインターホンを鳴らしてもらいます。

受話器をとっている間におやつをあげます。

話している最中もおやつを上げ続けます。

インターホンがなると美味しいものが出てくることを覚えさせるのです。

 

対処法は以上になります。

しつけ自体は子犬のときと変わらないので、

別記事でまとめたしつけの仕方をご参考にしてください。

子犬の時期よりは時間がかかるものの、成犬でも十分にしつけをおこなうことはできます。

特にポメラニアンは頭の良い犬種ですから、

根気よくをこなうことで必ず改善されるはずです。

 

 

 

 



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