犬の子宮蓄膿症の治療費と出費対策【高額な支払いになる前に!】

メス特有でなる病気で多いものの一つが子宮蓄膿症です。

主に大腸菌などが肛門や外陰部周辺、膣内などから子宮頚管を通って、

子宮内に侵入して感染することで引き起こされる病気です。

 

特になりやすい犬種

犬種によるリスクの違いは無く、

母犬に発症歴がある、黄体ホルモンの分泌に異常のある犬、

偽妊娠の症状が重い犬などに多いです。

子宮蓄膿症は黄体ホルモン(プロゲステロン)分泌中の外部からの細菌感染が原因であるのですが、

黄体ホルモンの多さは個体差になります。

なお当サイトでは子宮蓄膿症になった飼い主さんを対象に、

犬種について調査しました。

 

登録件数の違いがあるので、単純に小型犬がなりやすいとはいえませんが、

注意するのにこしたことはありません。

疾患数の多かった犬種としては、

ミニチュアダックスフント、シーズー、マルチーズという結果になっています。

 

子宮蓄膿症かもしれない症状

気管虚脱かどうかを見るための症状の特徴をまとめています。
一つでも該当するなら、疑わしいです。

  • 陰部から膿やおりもの、出血している(ただし生理は終わっている)
  • 陰部から膿やおりもの、出血している

  • 嘔吐が見られ何度も吐く
  • 何度も嘔吐する

  • いつもより濁った尿が出ている
  • 濁った尿が出ている

  • 水をたくさん飲み、体重が減っている
  • 体重が減っている

ただし膀胱炎、腎盂腎炎、腎不全、糖尿病なども似たような症状があるので、
あくまで参考程度としてみて、必ず獣医師に診察を受けてください。

 

何歳くらいから注意すべきか?

メスであればいつでも子宮蓄膿症になる可能性がありますが、

実際のところは何歳からリスクが高まるのでしょうか?

下記は『何歳の時に初めて子宮蓄膿症が発覚したか?』

という質問の結果になります。

 

6歳までは数は少ないですが、

7~9歳にかけて一気に発覚するケースが多いことがわかります。

高齢犬といわれる7歳以降は子宮蓄膿症に特に注意する必要がありそうです。

 

子宮蓄膿症の治療はどのようなもの?

子宮蓄膿症には2つのタイプがあり、

『開放性子宮蓄膿症』と『閉鎖性子宮蓄膿症』といわれます。

子宮頚管が開いている開放性の場合は、

尻尾の裏側や陰部周囲の毛などに膿がついている事が多いです。

逆に閉鎖性は子宮頚管が閉じているためそういった症状は見えず、

腹部が膨れ上がる特徴があります。

 

治療方法は内科的治療と外科的治療に分かれます。

内科治療の場合は、抗生物質と子宮頚管を開く注射で子宮の収縮を活発化させ、

溜まった膿を排出させます。

さらに子宮内で細菌に感染しやすい環境をつくる黄体ホルモンを薬で抑制させます。

ただし根治させるのは難しく再発の恐れがあり、治療よりは延命としての対処療法です。

 

対して外科的治療は手術によって膿のたまった子宮と卵巣を切除します。

さらに感染が広がらないよう腹腔内を抗生物質で洗浄します。

早期段階であれば子供が産めない代わりに、再発の恐れはありません。

基本的には手術を選択されることが多いでしょう。

当サイトで治療方法についてアンケートをした結果でも、

内科療法だけだったケースはごく少数であり、

ほとんどのケースで外科手術が施される結果となっています。

内科療法だけの場合は、末期で外科手術ができないというケースもあります。

 

治療期間はどのくらい?

基本的には手術が採用されますので、病気の中では短期で治療完了になるケースがおおいです。

手術後何日か通院、その後経過観察といった具合です。

実際の『治療期間はどのくらいでしたか?』という調査でも、

ほとんどの方が1か月未満で治療を終えている結果となっています。

長期間の治療になることはほぼありません。

 

治療が遅いと死にいたる恐ろしい病気

初期段階ではあまり犬に変化が見られませんが、

進行すると食欲減退、嘔吐、陰部から膿が発生し、

ぐるぐる回って吠えるなどの症状が発生します。

 

進行が初期であれば外科手術にて完全に治療することは可能ですが、

重度になると、腹膜炎を併発することになり、

大量の生理食塩水での腹腔洗浄と抗生物質による治療が行われます。

 

子宮蓄膿症自体も1日でかなり進行する病気で、

特に閉塞性子宮蓄膿症は重篤で一気に進行します。

元気だと思ったらいきなり死亡してしまったとうことも起こるので、

早期発見、早期治療がとても重要です。

思い当たるところがあれば、獣医師に早急に診察してもらいましょう。

 

実際に治療をした飼い主さんの声

ケージ内の敷物が汚れていたため、不審に思って病院へ連れて行きました。
そこで触診、および腹部エコーによって子宮蓄膿症と判明してその日のうちに全身麻酔で外科手術を行い、子宮をすべて摘出しました。
手術当日は入院。翌日に迎えに行きました。数日は抗生物質などを飲み10日後くらいに抜糸しました。
その後は薬等は飲んでいません。
(コーギー11歳)
末期まで進行していて高齢でしたので、即日手術をしていただき子宮を全摘出しました。そのあと数日入院治療し、入院での治療はストレスが大きいということでしたので2・3日置きの消毒と検査のため通院と自宅では毎日ガーゼを貼り換え、痛み止めの薬を与える治療をしていました。
(ヨークシャーテリア9歳)
子宮摘出手術を前提とした上で膿み過ぎていた為、まず数日間内服薬による症状緩和をしました。やや症状が落ち着いたところで入院し、手術を行いました。念の為1泊しましたが翌日退院となり、傷口が塞がるまではカラーをしていました。
(ミニチュアダックスフント12歳)
最近、おしっこをするとなんか?膿みたいなものがペットシーツについてるな…と気になり動物病院へ連れて行きました。エコーとレントゲンと血液検査をしてもらった結果、子宮蓄膿症だと診断されました。少し子宮が大きかったのでその日に手術していただきました。取り出された子宮に腫瘍らしきものもありましたので、やはりその日にしていただいて良かったと思っております。腫瘍らしきものも良性だったし、今はとても元気にしております。
(ミニチュア・ピンシャー12歳)
最近、おしっこをするとなんか?膿みたいなものがペットシーツについてるな…と気になり動物病院へ連れて行きました。エコーとレントゲンと血液検査をしてもらった結果、子宮蓄膿症だと診断されました。少し子宮が大きかったのでその日に手術していただきました。取り出された子宮に腫瘍らしきものもありましたので、やはりその日にしていただいて良かったと思っております。腫瘍らしきものも良性だったし、今はとても元気にしております。
(ミニチュア・ピンシャー12歳)
犬がちょうど生理で、散歩中もしきりにお尻を気にしていたのですが、その日は特に何もせず。次の日、グッタリしていたのでおかしいと思い病院に連れて行くと子宮蓄膿症と言われ、すぐに手術しなければいけないが、今日は無理なのでということで、3日間の炎症を抑える内服薬をもらったが2日目に死亡した。
(秋田犬7歳)
まだ初期段階だったので、子宮蓄膿症による膿がどの程度出ているか、観察を行った。また、膿の程度を検査して初期段階だと発覚した後は、抗生物質による治療を開始した。一週間抗生物質を与え、その後経過観察を行った。初期段階だったので、手術などは行わず、薬による治療で済んだ。
(柴犬13歳)
病院に行った時点で手遅れでした。弱っていたので手術とするよりお家で残りを一緒に過ごしたほうが良いと言われそうしました。1か月程あで亡くなりました。最後は痛み止めで眠るようでしたが吐いたりして苦しいときもあったのでかわいそうでした。
(雑種13歳)

 

治療費はどのくらいになるの?

内科的治療をするケースはほとんどなく、ほぼ手術を受けることになります。

手術費用の相場は進行度合いによりますが、約5~20万程度、

そのほかに診察料や薬代なのが発生してきます。

  •  手術費用 50,000~200,000円
  •  血液検査 6000~10000円/1回
  •  レントゲン 4,000~6,000円/1回
  •  エコー検査 4,000~6,000円/1回
  •  麻酔 10,000~20,000円
  •  点滴 1,000~2,000円
  •  皮下注射 1,800~2,000円/1回
  •  入院費 4,000~8,000円/1日(3~4日)
  •  薬代 1,000~2,000円/10日分

レントゲンや入院、皮下注射などは複数回必要になりますので、

総額で考えると治療費は約88,600円~272,000円になります。

犬の治療費は国の保険はありませんから、全額負担になります。

手術費用に大きな差がある病気ですが、場合によっては20万越えと、

高額な治療費になる病気です。

 

みんなはどのくらいの治療費になった?

実際に愛犬が子宮蓄膿症の治療をおこなった飼い主さんは、

どのくらいの治療費を払っているのでしょうか?

『およその治療費はいくらですか?』という質問をしてみました。

外科手術が伴う場合は10~30万の治療費になるかたが大半という結果に。

ただし中には30万を超えた方も10%ほどいるので、

高額治療になるリスクはかなり高いといえます。
 

犬の治療費は国の保険無いため、全額負担になってしまいます。

アンケート調査によれば、

飼い犬の実に90%以上が病気やケガで病院治療を受けているそうです。

犬の平均治療割合

特に心臓病は先天性で全体の15%、高齢になると発症は60%以上といわれる病気。

もしもの任意のペット保険に加入して、出費対策をしておくと安心です。

 

ペット保険は色々あり選ぶのは大変ですが、

子宮蓄膿症のような高額な手術費用、入院代もしっかりサポートしてくれるところなら、

FPCペット保険が最適です。

安くて安心のペット保険

 

一時的な高額支払いはペットローンで対応も

残念ながらペット保険に加入する前に、

既に病気になっている、治療が始まっている方はペット保険の適応はできません。

その場合は自分で治療費を捻出するほかありません。。。

子宮蓄膿症は発見次第すぐに手術をしないと、

愛犬の命にかかわる病気です。

もし治療費の目途がたたないということであれば、

ペットローンで費用を捻出するもあります。

今までは愛犬の治療費でローンが組めることはなかったため、

どうしても高額治療費を一気に捻出できない場合は、

利用を考えてみましょう。

詳細についてはペットローンについての記事をご参照ください。



 

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