犬のクッシング症候群の治療費は莫大に?高額ならないための対処

犬のホルモン系の異常として、なりやすい病気のひとつに、クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)があります。
特に高齢な小型犬(8歳以降)なってくると顕著に現れやすく、長期にわたる治療が必要になる病気です。
いったい、治療費はどのくらいなのでしょうか。

 

クッシング症候群かもしれない症状

クッシング症候群かどうかを見るための症状の特徴をまとめています。
一つでも該当するなら、疑わしいです。

  • 呼吸が早かったり苦しそうにしている
  • 脱毛しているがかゆそうにしていない
  • 身体の中心線の左右対称に脱毛がおこっている
  • 異常に食欲があり、太ったりむくんだりしてきている
  • 水を沢山飲む

ただし似たような症状で骨折やウイルス性感染症、寄生虫症、甲状腺機能低下症といった病気もあるので、
あくまで参考程度としてみて、必ず獣医師に診察を受けてください。

 

治療内容は?

クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)は、
副腎皮質から分泌されるホルモンが過剰になっている状態で、
食欲増加、多飲多尿、脱毛、腹部の張りなどが見られます。

ホルモンが過剰になった原因は、薬物の副作用による医原性クッシング、
下垂体異常や腫瘍による下垂体性クッシング、副腎皮質の腫瘍によるクッシング、
その他の原因による自然性にわけられます。

治療には薬によってホルモン分泌を押える薬事療法がメインになり、
腫瘍などの場合は、摘出手術がおこなわれます。

 

治療前でもお金が掛る!検査と入院費用について

クッシング症候群を発見するには、血液検査(内分泌系検査)で診断しますが、
複数回採血が必要になるため、入院で2~3日ほど必要になります。
犬の入院費用の相場は、動物病院ごとに違いますが、

  • 小型犬で2,000~5,000円/日
  • 大型犬で5,000~8,000円/日

くらいとなります。

また検査の費用は

  • 血液検査(内分泌系検査) 10,000~15,000円/日
  • レントゲン検査(必要に応じて) 5,000~15,000円/日
  • 超音波検査(必要に応じて) 5,000~15,000円/日

となります。

そのため治療前の準備として、計14,000~69,000円ほどかかることになります。
また検査代は定期的に行うため、1ヵ月ごと同じような金額が必要になります。

 

薬事療法は長い期間が必要

検査入院が終了し、ホルモン異常と原因が特定できたら、治療に入ります。
腫瘍など摘出できる以外が原因で発生している場合、薬事治療がメインになります。
ホルモン分泌を抑える薬として、デパソンなどがあげられますが、
1粒1,000円~1,400円程度になります。

犬の体格によって1日の摂取量は違いますが、

  • 小型犬で1/2錠/日、薬代15,000~21,000円/月
  • 中型犬で3/4~1錠/日、薬代22,500~52,000円/月
  • 大型犬で1錠~1.5錠/日、 薬代52,000~63,000円/月

と、かなり高額な薬代になってきます。

ただ、薬事医療は確実性や即効性があるわけでなく、直ぐに改善される、
治るといったものではありません。
基本的に数か月、時には一生必要となるケースもあるため、
さらに高額な治療費になることは容易に想像できます。

 

手術は下垂体や副腎の腫瘍は摘出手術が必要

自然発生のもう一つに臓器に腫瘍ができたことによる原因です。
この場合、腫瘍を摘出する手術がおこなわれます。

下垂体の腫瘍はほとんどが良性なため場合によって、
薬事療法、放射線治療が選択されますが、
大きい場合は他の部位に影響がでるため摘出します。
副腎の場合は、ほとんどが悪性であり、摘出手術はほぼ必須です。
ただし、他への転移が多い場合は、手術不可になることもあります。

摘出手術費用は、検査費、入院費も含め100,000~150,000円、
その後、定期検査代が必要になります。

 

クッシング症候群は放っておくと、死に至る

症状が軽度のうちは、「食欲旺盛だなぁ」「おしっこの回数が多い」ぐらいで、
それほど深刻な症状がないため、飼い主さんも軽視しやすい傾向にあります。

しかしながら、症状が進行すると、発作やふらつき、失明などの神経症状、
肺血栓症により突然の呼吸困難で死に至る恐ろしい病気です。
また腫瘍が原因であれば、他に転移し助けることができなくなるため、
早期発見と早期治療が何よりも重要になります。

 

何も対策しないと高額になってしまう治療費

まとめますと、治療費は毎月5万~10万ほどの治療費が必要になります。

何も対策をしない場合、国の保険は存在しませんから通常全額負担になってしまいます。

いざという時に負担を軽くできるよう、任意のペット保険に加入しておくと安心です。

 

ペット保険にも色々あり特徴も様々なので複雑ですが、

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