【高額な治療になる前に】犬の気管虚脱の治療費と対策

犬の気管系の病気で、高額な治療費になりやすいひとつが、気管虚脱です。
特に中高齢犬や小型犬になりやすく、悪化すると命にもかかわります。

特になりやすい犬種

チワワ、ポメラニアン、シーズー、パグ、フレンチブルドックなど

気管虚脱かもしれない症状

気管虚脱かどうかを見るための症状の特徴をまとめています。
一つでも該当するなら、疑わしいです。

  • 咳と痰が出ることがある
  • ガチョウのような鳴き声で咳をしている
  • 呼吸が苦しそうで、鼻と喉から雑音が聞こえる
  • チアノーセがみられ、かつ異物を誤飲した形跡はない
  • いびきをよくかき、運動や散歩中も「グー」「ガー」という音を出す

ただし似たような症状で軟口蓋過長症、心不全、気管支炎、肺炎、ケンネルコフといった病気もあるので、
あくまで参考程度としてみて、必ず獣医師に診察を受けてください。

気管虚脱の治療はどのようにするの?

気管虚脱は約35個ある気管軟骨のうち、どの場所でどのくらい潰れているかでグレード分けされています。

グレード1管径の25%以下の喪失を伴う程度のもの
グレード2内腔の50%を喪失するもの
グレード3内腔の75%を喪失するもの
グレード4内腔の100%を喪失するもの

グレード1などの軽度の段階では、栄養バランスをしっかりと管理して、
適度な運動とストレス解消で、症状を緩和することができます。
病院での治療も、抗炎症剤など比較的シンプルな、内的治療で問題ありません。

ですがグレード2以上になってくると
酸素が思うように取り込めずに
舌が紫になるチアノーゼが出てきたり、失神して倒れたりすると、脳や肺に回復不能な障害を、
残してしまう場合があります。
そのため、外科手術が必要になる可能性が高くなります。
グレード4になると確実に外科手術です。

外科手術では、
PLLP法という、気管の外側に光ファイバーで作った型(プロテーゼ)を縫い付ける方法、
ステントという金属のメッシュでできた筒を気管内に入れて広げる方法が一般的です。

手術による回復率

外科手術でも喉の直ぐ後ろから肩口あたりの頸部気管のみがつぶれている場合はほぼ回復しますが、
さらに進行し肩口から心臓の手前あたりの胸部気管も潰れると、咳や合併症が残る可能性があがります。
最も悪化した心臓より先の気管支部分がつぶれると、
手術をしたとしても回復は望めず、
薬などで少しでも改善する治療になります。

気管虚脱の予防や悪化を防ぐには?

もともと遺伝的な構造や、老化による部分が多いため、
完全に予防することは難しい病気です。

ただ、気管に外部的な刺激を与えないことが重要で、
小型犬の場合は特に首輪より、ハーネス(胴輪)を使用して、首への負担を減らしましょう。

また栄養管理が重要です。
小さい時から食べ過ぎ、運動不足にならないように心がけ、肥満にならないように注意します。

心臓系・呼吸器系の病気による併発が原因の場合は、
高温の環境や過度の運動、興奮させすぎに注意する、塩分の取り過ぎに注意する、
定期検診で早めに異常を察知することで、ある程度防ぐことができます。
ただ、完全に悪化を防ぐことは難しいですから、
もしガチョウの鳴き声の様な咳をする、ぜーぜーと苦しそうにする、

為に嘔吐しそうになるといった症状が出るとより深刻です。
そうなる前に早期の治療が望ましいでしょう。

気管虚脱の治療費はどのくらい?

手術の場合になる治療項目と費用相場は、

  • 診察料:1,000円
  • 血液検査:5,500円
  • 内視鏡検査:15,000円
  • レントゲン検査:4,000円
  • 1日入院(小型犬):2,500円
  • 1日入院(中型犬):3,500円
  • 1日入院(大型犬):4,300円
  • 静脈注射:2,000円
  • 血管確保:2,000円
  • 全身麻酔:10,000円
  • 気管虚脱手術:41,000円以上
  • 診察料:1,000円

となります。
他に内服薬や処置代、文書代などもかかってきます。
動物病院により費用は違うため前後はしますが、

最も初期段階の手術で10万円、重度になるとさらに高額になるケースが多くなります。

 

犬の治療は国の保険が適応されないため、高額になりがちです。

金銭的な対策として、ペット保険の加入をおススメします。

ペット保険は沢山あるので難しいですが、気管虚脱をサポートしている、

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