犬がタバコを食べてしまった!中毒症状、対処法【まとめ】

愛犬の誤飲事故で多いのがタバコです。

誤飲事故の10%ほどを占めているため、注意しなくてはいけません。

ですがもし食べてしまった場合どうすれば良いのでしょうか?

タバコの誤飲

まずは中毒症状が出ているか確認しよう!

タバコ中毒は誤飲後15~40分ぐらいで初期症状が見られることが多いです。

主に興奮やふるえ、よだれ、嘔吐や下痢などが見られますが、

重度になると呼吸困難、血便や血尿になります。

嘔吐する下痢をする痙攣する

通常、タバコが小腸・大腸系を通過する時間を加味して4時間経っても症状が見られない場合、

問題が無いとされています。

 

どのくらいで中毒に?致死量にいたる?

タバコ中毒はいわば『ニコチン』摂取量に依存します。

一般的に、1~2mg/kgで中毒症状が、8mg~12mg/kgで致死量といわれています。

日本で販売されているタバコと犬の平均体重を加味すると、

中毒症状、致死量の目安は以下のようになるでしょう。

ニコチン中毒は個体差も激しいため、参考程度にしてください。

犬の平均体重相場
小型犬:5kg
中型犬:10kg
大型犬:20kg
中毒・目安本数
小型犬:5~10mg
中型犬:10~20mg
大型犬:20~40mg
致死量・目安本数
小型犬:40~60mg
中型犬:80~120mg
大型犬:160~240mg
セブンスター1本
ニコチン量表示:1.2mg
厚生労働省発表:20.7mg
小型犬:1/4本以上

中型犬:1/2本以上

大型犬:1本以上
小型犬:2本以上

中型犬:4本以上

大型犬:8本以上
フロンティアライト1本
ニコチン量表示:0.1mg
厚生労働省発表:13.4mg
小型犬:1/3本以上

中型犬:1本以上

大型犬:1と1/2本以上
小型犬:3本以上

中型犬:6本以上

大型犬:12本以上
マルボロ・メンソールライト1本
ニコチン量表示:0.6mg
厚生労働省発表:17.6mg
小型犬:1/4本以上

中型犬:1/2本以上

大型犬:1と1/4本以上
小型犬:2と1/3本以上

中型犬:4と2/3本以上

大型犬:9と1/4本以上
キャビン・マイルド1本
ニコチン量表示:0.7mg
厚生労働省発表:16.9mg
小型犬:1/4本以上

中型犬:2/3本以上

大型犬:1と1/4本以上
小型犬:2と1/3本以上

中型犬:4と2/3本以上

大型犬:9と1/4本以上

 

ここで注意したいのがタバコのパッケージに書かれているニコチン量は、

正しい吸い方をした際の参考値に過ぎないということ。

タバコ自体に含まれる含有量は数倍以上になります。(表は厚生労働省発表の含有量)

なのでタバコ自体を食べた場合のニコチン摂取量は変わってきます。

 

表を見ればわかるように、かなり少ない本数で中毒症状が起こります。

小型犬であれば、少し食べただけでも致死量に達する可能性もあるため、

タバコを誤飲した場合、必ず動物病院に連れていってください。

 

通常ニコチンは胃で消化吸収され難く、基本的に生理作用で嘔吐しますが、

30~1時間以上経過すると小腸に到達し一気にニコチン吸収量が増え危険です。

なのでその前に処置を施すことが重要になります。

タバコをつけた水はもっと危険

タバコ自体も十分に危険ですが、実はタバコを水につけたニコチン水はもっと危険です。

ニコチンは水に溶けやすく、水になると吸収が早くなり小腸到達のスピードもあがるので、

すぐさま病院に連れていってください。

たばこをつけた水はもっと危険!

もしも食べてしまった時の応急処置は?

もっとも有効な手段は小腸到達前に吐かせることです。

ですが、タバコの排出は素人にはとても難しいため、自分で応急処置はせず動物病院に連れていきましょう。

 

タバコ誤飲の間違った応急処置として、何かを飲ませることです。

ニコチンは水に溶けやすい性質で、そうなると小腸に達しやすくなるため、

液体系(水、牛乳、食塩水など)を飲ませて処置するのは逆効果になります。

また胃酸はニコチン吸収を抑制してくれているので、逆に胃酸を減らしてしまう胃酸分泌抑制剤等もダメです。

 

タバコの誤食はとっても多い!

通常4時間以上経過しても症状が出ない場合は、安心しても大丈夫です。

再発防止のためにも灰皿とタバコは必ず高いところへ置くなど、日ごろから十分に注意しましょう。

 

また今回のようなケースをいわゆる異物誤飲といいますが、

愛犬の異物誤飲による病院の通院数は約月2,000件ととても多く、

タバコの誤飲は全体の10%を占めるほど多い事故です。

タバコの誤飲はとても多い

そのくらい注意していても異物誤飲は起こりやすい事故ということになります。

治療費も国の保険が無いため高くなりますから、細心の注意が必要です。

 

高額な治療費になる前に、しっかりとした対策を

病院にいく場合、程度が軽い物なら良いですが、

中には緊急を要する手術や長期にわたる通院が必要になるケースもあります。

治療代も数万~数十万かかることもありますから、

いざという時のために、ペット保険など治療費対策もしておくと安心できます。

 
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