雑種・ミックス犬のペット保険の選び方

純血種とはまた違った可愛さのある雑種犬。

最近ではミックス犬と言われるほうが多くなりました。

ジャパンケネルクラブではカウントはされていないものの、

国内の雑種・ミックス犬は多く、安定した人気を誇っています。

では保険を選ぶうえではどのようなことに注目すればよいのでしょうか。

 

雑種・ミックス犬の保険を選ぶうえで

ペット保険を選ぶうえで重要なのが補償内容と保険料のバランスです。

基本補償内容が良いほど保険料は高い傾向にありますが、

ペット保険は保険料はすべて掛け捨てタイプですので、

過度な補償内容にしてしまうと、結局補償分使えず保険料が無駄になってしまいます。

大切なのはその犬種にあった丁度良い補償内容となるべく安い保険を選ぶこと。

そのためには雑種・ミックス犬のかかりやすい病気や治療傾向を把握することが大切です。

 

雑種・ミックス犬のかかりやすい病気とは?

一般的に雑種・ミックス犬は純血種よりも病気になり難いという認知がされています。

実際、雑種犬のほうが罹患率が低いという研究発表があります。

純血種に比べ遺伝的病気を引く次ぐリスクが少ない、

劣等な遺伝子を引き継がないために丈夫になるといった考え方もあります。

 

しかしながら、決して病気やケガのリスクがないわけではありません。

雑種・ミックス犬は罹患率を測定した資料によれば、

皮膚、消化器、耳、眼の疾患になりやすい傾向がでています。

特に皮膚病は体重が増えるほど多い傾向にあります。

具体的に病名を見てきましょう。

  • 皮膚疾患:アトピー性皮膚炎
  • 消化器疾患:出血性胃腸炎
  • 耳疾患:外耳炎
  • 眼疾患:白内障

 

以上のような病気が雑種・ミックス犬がかかりやすい病気です。

とはいえ、あくまで雑種・ミックス犬の中で罹患率の高い病気であり、

犬全体をみれば皮膚病以外の疾患はすべて罹患率が低いため、

病気やケガのリスクが少ないことは間違いありません。

唯一皮膚疾患だけは他犬種よりも高めなので注意が必要です。

 

雑種・ミックス犬の治療傾向や治療費を見てみる

なりやすい病気をもとに、保険の補償内容を考えていきましょう。

特に対処すべきは他犬種よりも疾患率のリスクが高い、

アトピー性皮膚炎。

合わせて雑種・ミックス犬の中で罹患率の高い、出血性胃腸炎、外耳炎です。

 

アトピー性皮膚炎の治療

雑種・ミックスに限らず、最近犬全体で多くなっているのが、

アトピー性皮膚炎です。

 

アトピー性皮膚炎は皮膚の免疫やバリアの異常により、

皮膚が炎症してしまう病気です。

足先や目、マズル、耳などにかゆみを伴うため、

犬が舐めたり引っかき、結果脱毛やフケ、赤い炎症などがみられます。

 

アトピー性皮膚炎は根治が難しく、再発するケースもめずらしくありません。

基本的には長期の通院治療になるリスクが高い病気です。

治療内容としては皮膚の状態を良くするための薬用・抗菌シャンプーや薬浴、

微生物の繁殖を防ぐために抗菌薬、

かゆみを抑えるステロイド剤など内服薬が使用されます。

アレルゲンを特定するために血液検査なども初期には行われます。

治療費の相場としては、初診は検査費用も含めると1万円を超える場合があり、

以後毎月5,000~15,000円程度はかかってくるでしょう。

状態がひどい場合は診察回数も増えるので、

それ以上の治療費になる場合もあります。

 

外耳炎の治療

外耳炎単体というよりも、

皮膚炎に関連して併発しやすいことなどから、

皮膚炎の多い雑種・ミックス犬がなりやすい病気です。

 

比較的初期の場合は、耳垢液や洗浄液を使って耳の中を洗浄します。

最近ではビデオオトスコープという内視鏡の一種を使って、

徹底的に洗浄するケースも増えてきました。

それでも効果がない時は抗生物質や抗菌剤等の投与を行いますが、

効果がない場合は細胞診や細菌培養など投与薬を検討するために、

検査費用がかかってきます。

通常は月5,000円~7,000円、検査費用や特殊器具治療が入れば月1万以上いく場合もあります。

 

出血性胃腸炎の治療

胃腸炎は犬全般で多い病気です。

雑種・ミックス犬でおおいのは、異物誤飲による胃腸炎です。

突然発症し、悪臭がする血液交じりの血便や吐血をすることがあります。

治療は基本内科治療になり、

絶食、抗生物質による治療や輸血で対処します。

1~2日の通院で回復するので、治療費はそこまでかかりません。

仮に入院などを含めても2万円以内にはおさまるでしょう。

 

治療傾向や治療費から補償・保険料を考える

治療傾向や治療費を考えると、

おすすめの補償内容および保険料の選び方は、

  • 保険料重視プランがおすすめ
  • 通院補償に重点をおく
  • 免責金額に注意する

です。

 

保険料重視プランがおすすめ

雑種・ミックス犬の場合、保険料の安さに一番重点をおくのがおすすめです。

全体の病気やケガのリスクが低いことはもちろん、

かかりやすい病気においても、他の病気よりも高額治療になる可能性が低いため、

補償を充実させても無駄におわってしまうからです。

 

通院補償に重点をおく

かかりやすい病気の種類からいっても、手術や入院になる可能性は低いです。

代わりに長期の通院治療になるケースはありますから、

通院補償はしっかりとチェックしましょう。

特に年間の最大補償日数は重要です。

少なすぎると補償を受けられなくなるからです。

保険プランのなかには日数制限が無いものもありますので、

その点も注目して選ぶとよいでしょう。

 

免責金額に注意する

長期通院に対応するために合わせて免責金額の設定にも注意が必要です。

免責金額とは、その金額までは必ず飼い主さんに負担いただく治療費になります。

そのため免責金額以下の治療費の場合は、補償を受けられませんし、

それを超えたとしても、

補償金=(治療費-免責金額)×補償率

の計算式のため補償金が減ってしまいます。

比較的1診療あたりは低額になりやすい通院治療では、

免責金額の設定有無は重要です。

免責金額は無し、もしくは通算で1回のみ発生のプランにしましょう。

 

雑種・ミックス犬におすすめ保険は?

  • 保険料重視プランがおすすめ
  • 通院補償に重点をおく
  • 免責金額に注意する

以上の条件からおすすめの保険会社を考えていきましょう。

 

体重による保険料区分に注意する

保険料を確認するうえで、雑種・ミックス犬は注意したい点があります。

純血種と違い体重によって保険料が決まる会社がおおいからです。

体重がおおいほど保険料は高くなる傾向にあります。

また会社によって条件があったりしますので、以下のポイントに注意します。

  • 体重は成犬になったときの予想体重が基本
  • 会社によって現時点の体重で保険料区分が変わる
  • 会社によって両親・もしくは片親の犬種が判明する場合、保険料区分が変わる

それではもう少し細かくみていきましょう。

 

※横にスライドできます
各社の雑種・ミックス犬の保険料区分まとめ表

※FPC、ガーデン少額短期保険、PS保険は現時点の体重によって保険料区分が違う
※FPC、ガーデン少額短期保険、PS保険は片親の犬種がわかる場合、その犬種の区分になる
※FPC、ガーデン少額短期保険、PS保険は両親の犬種がわかる場合、どちらか大型の犬種の区分になる

 

こうして比較してみると会社によって大分分け方が違うことがわかります。

雑種・ミックス犬の場合は、自分の愛犬がどの保険料区分に属するのか、

しっかりとチェックする必要があるんです。

保険料を確認する

雑種・ミックス犬は体重によって保険料も変わってくるため、

ここではいくつかの体重に分けて保険料を見ていきます。

確認する保険料プランは、保険料重視かつ免責金額の無いプランで比較します。

(ペッツベストは1回のみの免責発生なので比較に含む)

保険料は0~12歳の総保険料で比較します。

なお、ドコモとau損保は8~10歳以降の保険料は非公開のため、

比較対象から除外します。

非公開の会社は保険料は相当高い傾向にあるのでおすすめしません。

 

愛犬の体重が5kg以下の場合

ほとんどの会社が最安の保険料区分に分類される体重です。

  1. 【FPC】50%補償プラン:332,400円
  2. 【PS保険】50%補償プラン:343,920円
  3. 【ペッツベスト】ベーシックプラン:347,280円
  4. 【ガーデン】プラチナ50:359,280円
  5. 【アクサダイレクト】プラン50:399,120円
  6. 【ペット&ファミリー】プラン50:419,880円
  7. 【日本アニマル倶楽部】オレンジプラン:449,280円
  8. 【日本ペット共済】シルバープラン:465,600円
  9. 【もっとぎゅっと】50%補償プラン:496,800円
  10. 【アニコム】ふぁみりい50:526,800円
  11. 【あんしんペット】Lプラン:591,480円
  12. 【アイペット】うちの子50:608,040円

 

FPC、PS保険、ペッツベスト、ガーデンの4社が特に保険料が安いです。

なお5kg以上であっても、小型犬に区分される体重では、

この優劣はかわりませんので、選び方は同じです。

4社の補償内容を見ましょう。

会社名補償内容年間最大補償額
FPC(通院)12,500円×30日
(入院)125,000円×3回
(手術)100,000円×1回
85万円
ガーデン少額短期保険通院、入院、手術補償
通算で50万まで
50万円
PS保険
(ペットメディカルサポート)
(通院)10,000円×20日
(入院)20,000円×30日
(手術)100,000円×2回
100万円
ペッツベスト(通院、入院、手術)通算で50万まで
1回治療あたり25万円まで
50万円

 

通院補償を重視する点では、

日数制限の無いガーデン少額短期保険やペッツベストはおすすめです。

ただし、一番保険料が安く、30日の日数制限と十分で、

全体の補償の良さを表す年間最大補償額も高いFPCが一番おすすめしたい保険です。

 

愛犬の体重が12kg以上~19kg以下の場合

ほとんどの会社が中型犬や準ずる保険料区分に割り振られてきます。

  1. 【ペッツベスト】ベーシックプラン:347,280円
  2. 【FPC】50%補償プラン:358,920円
  3. 【PS保険】50%補償プラン:392,880円
  4. 【アクサダイレクト】プラン50:399,120円
  5. 【ガーデン】プラチナ50:401,760円
  6. 【ペット&ファミリー】プラン50:419,880円
  7. 【日本アニマル倶楽部】オレンジプラン:572,520円
  8. 【もっとぎゅっと】50%補償プラン:496,800円
  9. 【アニコム】ふぁみりい50:569,640円
  10. 【あんしんペット】Lプラン:591,480円
  11. 【アイペット】うちの子50:608,040円

 

保険料の安さではペッツベスト、FPCの2社が断トツといえるでしょう。

特にペッツベストは常に最安保険料区分になるので、

体重が増えるほど有利です。

会社名補償内容年間最大補償額
FPC(通院)12,500円×30日
(入院)125,000円×3回
(手術)100,000円×1回
85万円
ペッツベスト(通院、入院、手術)通算で50万まで
1回治療あたり25万円まで
50万円

 

大きな違いはペッツベストには日数制限が無いことです。

保険料の安さから見てもかなり補償内容の良い保険といえます。

ただし、もう少し保険料を出してもよいということであれば、

年間最大補償額が高く補償内容の良い、FPCペット保険もおすすめです。

 

愛犬の体重が20kg以上~24kg以下の場合

会社によって中型犬と大型犬との意見が分かれる体重です。

  1. 【ペッツベスト】ベーシックプラン:347,280円
  2. 【FPC】50%補償プラン:358,920円
  3. 【PS保険】50%補償プラン:392,880円
  4. 【アクサダイレクト】プラン50:399,120円
  5. 【ガーデン】プラチナ50:461,160円
  6. 【もっとぎゅっと】50%補償プラン:496,800円
  7. 【ペット&ファミリー】プラン50:532,080円
  8. 【あんしんペット】Lプラン:591,480円
  9. 【アニコム】ふぁみりい50:647,160円
  10. 【日本アニマル倶楽部】オレンジプラン:817,440円
  11. 【アイペット】うちの子50:1,022,520円

 

会社によってはかなり保険料が高くなることがわかります。

この体重帯でも保険料の安さで目立つのはペッツベストとFPCペット保険です。

会社名補償内容年間最大補償額
FPC(通院)12,500円×30日
(入院)125,000円×3回
(手術)100,000円×1回
85万円
ペッツベスト(通院、入院、手術)通算で50万まで
1回治療あたり25万円まで
50万円

 

大きな違いはペッツベストには日数制限が無いことです。

保険料の安さから見てもかなり補償内容の良い保険といえます。

ただし、もう少し保険料を出してもよいということであれば、

年間最大補償額が高く補償内容の良い、FPCペット保険もおすすめです。

 

愛犬の体重が25kg以上の場合

基本的に大型犬やそれに準ずる保険料区分に割り当てられる体重です。

ただし会社によっては体重が増えるとさらに高い保険料区分が用意されているところもあります。

  1. 【ペッツベスト】ベーシックプラン:347,280円
  2. 【FPC】50%補償プラン:372,000円
  3. 【アクサダイレクト】プラン50:399,120円
  4. 【PS保険】50%補償プラン:427,560円
  5. 【ガーデン】プラチナ50:461,160円
  6. 【もっとぎゅっと】50%補償プラン:496,800円
  7. 【ペット&ファミリー】プラン50:532,080円
  8. 【あんしんペット】Lプラン:591,480円
  9. 【アニコム】ふぁみりい50:647,160円
  10. 【日本アニマル倶楽部】オレンジプラン:817,440円
  11. 【アイペット】うちの子50:1,022,520円

 

常に犬種Aグループという最安保険料区分に分類されるペッツベストが断トツで安いです。

既に述べているように補償内容てきにも問題はないので、

特別な理由がなければ選びたい保険会社になります。

 

以上が雑種・ミックス犬におすすめな保険会社です。

雑種・ミックス犬は体重によって保険料にかなり違いがありますので、

注意して選びましょう。

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